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2005年9月 8日 (木曜日)

学校英文法のうそ:現在進行形の使いかた

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コメント

レスポンスありがとうございました。5月23日の貴記事「英語の未来形:Will, Be going to, そしてing形の使い分け」拝見いたしました。こういったニュアンスの違いを知った上で、英語を読んだり書いたりしたいものだ、という思いを強くいたしました。また、同記事にあった、BE動詞+不定詞には、はっとさせられました。単に硬い感じを出したいときに、よく使っておりました。読み手には高飛車な印象を与えていたかもしれません。
本当にありがとうございました。

[返信]

Bien venido、nofumoさん。

おっしゃるとおりニュアンスは重要です。そうだというのに、willとbe going toは基本的に同じだと教える人も多いわけで、困ったことです。友達どうしならともかく、招待された席で自分が選んだものを相手に伝えるにあたり、I'm going to have the salmon.と言うのは、相手のことなど考えず「自分はこれで行くという」感じがあって失礼になるからwillを使えと教わった身としては、なんだろうなと思っています。自分がホスト側だとして、できれば極上の赤ワインで通したいなと密かに思っているときに、相手にI'm going toで魚料理をと言われたら、赤が飲めなくなるので、余計、何だこいつの口のききかたはと思うことでしょう。

日向清人

投稿: nofumo | 2005年9月10日 (土曜日) 午後 11時04分

失礼します。
進行形について、学校でどのように教えているかは、詳しく知りませんが、現時点で目の前で起こっている動作を表す、というのが普通の認識であり、そのように教えているのではないでしょうか?それで基本イメージに支障があるとは私には思えません。
先生が、主張される、「今だけのことで、そのうち終わりが来ること」「期間限定の行為」というのは、先生ご自身の、意見でしょうか、それともほかの人も主張していることでしょうか?

進行形をそのようなものだとするのなら、今、先生は大きな滝の前に立ち、水が流れ落ちるさまを表現するとき、どのように表現されるのでしょうか、お教えください。
進行形は、終了しなければなりません。滝は、ふつう終了するとは考えません。よって、先生は、現在形で表すのが正しい、とお考えと受け取ってよろしいのですね。

よろしければお答えください。

[返信]

文面をよくお読みくださればわかりますが、目の前で進行している状況の描写は進行形、習慣などは現在形という図式的理解をもとにしているといつまでも現在進行形の使い方がわかりませんよと説いたつもりです。ただ、伝わらなかったようなので、表現を工夫してみます。

現在進行形が「「今だけのことで、そのうち終わりが来ること」「期間限定の行為」を表すものであることは文中で引用しましたMichael Lewisのみならず、R.A. CloseもA Teacher's Grammarの中で、現在進行形はuncompletedなモノ・コトを表すのに使うとしています。また、Randolph QuirkらのA Comprehensive Grammar of the English Languageでも同じことを言っています。この点、稿を改めて補足できればと思っています。

滝の話は本文で取りあげた工場での生産ピッチと同じで、普段の流量はいくらだと言いたいなら、An average of x cubic meters of water plummets over the edge every second.とし、今年の梅雨は特に雨量が多いのでどうのとと言いたいなら、We're having a particularly raining season this year, so, as we speak, x cubic meters of water are flowing into the gorge below.とすることでしょう。なお、同じ滝の話でも、その物理的性状はtimelessですから、The waterfall drops about 98 meters.と形容し、waterfall is droppingとすることは通常はありません。

日向

投稿: 庄賀浩二 | 2005年9月10日 (土曜日) 午後 10時26分

こんにちは。

昨日、東京への出張で新幹線に乗っているときに案内板に”We will get to 駅名”と出ていたので、こんなときはwillなんだなぁ、be-ingではないのは、なんでだろう?と思っていたところでした。まさか、今日そのことについて日向先生が説明してくださるとは…。

いつも先生は私が疑問に思っていることをタイムリーにエントリーしてくださいます。毎日読んでいて良かったと思うのはこんな時です。悩み氷解です、ありがとうございます。

[返信]

コメントありがとうございます。ああいう表示って気になるし、勉強にもなりますよね。両替お断りという趣旨とおぼしきSorry, no exchange.などを見るたびに、これじゃ、「返品、交換お断り」での交換だよな、Sorry, we don't give change.じゃないのと考えてしまいます。

しかし、本当にこのところ、偶然とは言え、うまい具合にmeggyさんのニーズに応えているようで、うれしいことです。意外と上級者レベルの問題意識って基本に立ち返ったところにあるのではないかと推察しております。

日向清人

投稿: meggy | 2005年9月 8日 (木曜日) 午後 04時07分

再びお邪魔いたします。先日は拙コメントにご丁寧にレスポンスをいただきありがとうございました。
本日の、英語の使い手の現在進行形を使う感覚に関する貴記事も、興味深く読ませていただきました。
拝読していて、"I'm leaving tomorrow."などと、近未来を表すのに進行形を使うことがあることをふと思い出しました。また、飛行機の機内アナウンスなどで、"We will be landing shortly..."という未来進行形も耳にしまこす。私の中では、双方とも語り手の意思とは関係のない、単なる予定を表す、といった感覚があるのですが、相違はよくわかっていないのが実状です。
いつか機会がありましたら、こういった未来を表す進行形をこの場で扱っていただけたら幸いです。もし、既にお書きになっていらっしゃるのであれば、探してみます。

[返信]

こんにちは。

近未来を表す現在進行形は5月23日の記事「英語の未来形:Will, Be going to, そしてing形の使い分け」で取りあげましたので、おそらく、だいたいのことはそこでおわかりになるのではないかと思います。

未来進行形なるものは、たしかに機内アナウンスでの到着案内に見られるとおり、決まっていることを伝えるのに使われ、その意味で、やはり決まっていることを言うときの、We are landing shortly...と似ています。ただ、We are landing shortly...だと「何が何でもしばらくしたら着陸することになっているのだ」に近い確定性が強くなるのに対して、We will be landing shortly...の場合、willが入っていることで、「何かあれば別だが、このままで行く限り、もうすぐ着陸とはずだ」といった「邪魔がはいらない限り、あるいは、放っておく限り、〜 となるのが必至だ」というニュアンスが強まるというのが私の理解です。実際の機内アナウンスで、We are landing...という言い方はまずしないことも、この理屈から考えると納得できるのではないでしょうか。

日向清人

投稿: nofumo | 2005年9月 8日 (木曜日) 午後 01時07分

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